小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

制服

生まれて初めて制服を着ている。実は、今まで制服を着たことがない。中学校と高校は制服がなく、服装規定すらほとんどないという有様だった。職場もしかり。これは、実は結構つらい。おしゃれが好きな人は、毎日違う服装ができるので楽しいだろうけれど、お…

合格した。でも、まだ勉強することはたくさんあると感じる毎日。4月から、新しい職場でがんばろー。

春近し

串カツを食べて、いい気持になって、少し暖かくなってきた夜、Kと二人で歩いて帰ってきた。帰り道、猫を4匹も見かけた。いつもは1匹いるかいないかくらいなのに。春が近くて猫たちも蠢くなにかを感じているんだろう。そのせいか、最近、うちのおかめも夜にう…

美顔ローラー

美顔ローラーというものがほしいと思っていた。ジムで時々宣伝をしていて、ジムのサウナに入ると中でコロコロしている人たちがいて、気持ちよさそうで。でも、高い。微弱電流とかゲルマニウムとか、効果についてはかなり眉唾物のものにあんな値段はだせない…

いま、ほっとしていること

就職が決まって、思った以上に安堵している自分がいる。理由はいろいろあると思う。内定をもらえなかった場合、理由の如何によらずなんとなく拒否された感がありどうしても傷ついてしまうだろう。就職活動を始めることさえしていなくて、周りの人が決めてい…

バスに乗って

4月からの仕事そのほかもほぼ目途が付いて、あとは臥竜点睛となるイベントが一つのみ。それも、よほどのことがない限り大丈夫だろう、と思う。4月からの諸々に備えて、土曜日の早朝からあちらこちらを回った。時間があったので、途中の移動にバスを使った。…

管理社会

理由がなければ、基本的に家から出ない。友達はいないから遊びに誘うことも誘われることもない。買い物はネットや宅配でほぼ済ませることができる。人に会わなくとも苦痛ではない。Kさえいればよろしい。そんな感じで、ここしばらくは家から全くと言っていい…

最後の追い込み

一条ゆかりの「プライド」でマレーネは「風邪もひかない。おなかも痛くならない。事故にも気を付ける。人がくれたものは食べない」とコンクールに挑む心得を話しつつ、サンドイッチをぱくついていた。そして、「だから奇跡は起こらない」とライバルの史緒を…

ねこ、絶望。

Kが1週間の出張から帰ってきた。どうしようかな、と迷ったけれど、結局成田まで迎えに行った。迎えといっても、車があるわけでなし、通関の出口で待ってて「おかえりー」って挨拶をして一緒にバスで帰ってくるだけ。迎えに行くことに決めたので、前日にお惣…

速度を落とす

去年の年末はひどかった。11月ごろから自分の限界のほぼ100%くらいまで力を出していた。おかげさまで、腸炎になり、しばらくは腸壁がはがれた寒天的なにかが排出される日々だった。このときは、入院をするわけにも行かず、痛い腹を抱えて無理やり動いていた…

ありがちなストーリー

少年漫画なんかで、やたら威張っていていけ好かないやつが出てきたら、はじめは登場人物からも読者からも嫌がられる。そして結末は、(1) ツンデレだけど頼れるいいやつだった (2) すごいやな奴で最後は自滅という類型化ができると思う。自分の人生にやな奴が…

おかめ近影

こたつに設置した三角トンネルで爆睡。

諸連絡

おかめ、20歳になりました。獣医の健康診断では、20歳にしては素晴らしい数値を維持。緩やかに終わりに向けて生きてます。わたしは相変わらず、小人閑居して不全をなしています。世の中に害もなさず、貢献もせず。でも、出力がここしばらく70%を超えていたら…

夜中のできごと

夜中にKと二人で焼肉を食べ、適当にいい感じで酔ってぶらぶらと家まで歩いて帰っていた。武蔵野の森があちらこちらに点在して残っていて、タヌキやキツネに遭遇することもある裏道を歩いていた。その時、目の前を動物が横切った。子猫だ。人間の視覚って、薄…

無意味なこと

野菜の下ごしらえを暑い台所でしながら、何となく中島みゆきの「悪女」を歌っていた。ふと、「マリコの部屋に電話をかけて」とか、「受話器を外したままね、話し中」とか、「ホテルのロビーもいつまでいられるわけもなし」なんかは、今のスマホ世代にわかる…

毎日発見

4月から生活のパターンが変わった。ゆっくりとする時間も無くなるし、料理も毎日丁寧にする余裕もなくなるだろうと思われた。なので、料理については手順見直しを行った。その結果、週に一度、しっかりとすべての下ごしらえをしてしまうことにした。そうした…

猫は元気

春を迎えられるのか、と心配もしたが、おかめは無事に春を一緒に迎えた。ウェットフードは固形部分を食べることができなくなりつつあり、体重が落ちてきた。口内炎があるわけではなく、がぶがぶと食べなくなり、ぺろぺろと舐めるだけになっていた。鳴き声も…

大人の階段

幼稚園の卒業謝恩会でのこと。幼稚園だから、謝恩会とは言わずにお楽しみ会とかそういう呼び方をしていたと思うけど。先生にお礼の一言を一人ずつ言い、その時に将来なりたいものも言う、というイベントがあった。みんな、「電車の運転手」「看護婦さん」「…

薄明り

またしても猫の話。だんだん眠る時間が長くなっていく猫。その様子を見ていると、死はいきなり来るのではなく、眠りの中から少しずつ近づいてきていて気が付くと隣に寄り添っているものなのかもしれないと思う。眠って眠って、死が隣にいて。そうしているう…

猫は年を取ったのだろうか。

もう、おかめが春を迎えられないかもしれない。そんな悲しい気持ちになっていた。昨日はたまたま白菜バラ豚鍋を作ろうと思って豚バラを買ってきていた。一枚くらい、脂身をあげてもいいだろう、と思い、高血圧の薬を包んで見た。こたつから顔を出してぐった…

猫が年を取る。

当たり前だが、猫が年を取る。寝ている時間が長くなる。体重が少しずつ落ちていく。食欲がなくなっていく。走らなくなる。よろよろ歩くようになる。目が見えなくなる。人間みたいに若かったときの記憶がないからか、そういうことに特に不便は覚えないらしく…

聞きたくなかった言葉

退院は少し無理やりしてきた。仕事があるから。仕事があるから退院するなんて、すごい大人になったなーと自分のことを遠く感じる。でも、退院直前の血液検査で異常があったら退院させないからね、と主治医に言われた。病棟には新人看護師が配属されていて、…

猫は待つのか

おかめはもう18歳半。目も見えなくなり、腎機能も低下、便秘も悪化。高血圧。性格も悪い。ほぼ毎日皮下点滴をし、お高い療養食を食べ、月の医療費がものすごい額になっている。その額たるや、獣医がおまけの扇子をその商品を利用したわけでもないのに、駐車…

Morso

薪ストーブ…が届きました。 キャンドルストーブというものらしいです。 ミニチュアで本物の4分の1の大きさ。薪ではなくろうそくをともします。暖房器具ではありませんが、ほんのりと温かくなります。

鼻うがい

鼻うがいを始めて約1年。毎日、風呂に入っているときにしている。はじめは、耳のほうに液が入ってしまって、耳がみょーんってなってしまうことが多かった。たった20㏄のうがい液を全部使い切ることすら難しかった。 しかし、やがて、右の鼻の穴から左の穴、…

最近うれしかったこと

今までに、たぶん、何度かOpenly Gayという状態がわたしの理想の状態だと書いたと思う。書いてなかったかな。カミングアウトという形で、自分が恣意的に選んだ人にだけ打ち明ける(=秘密の共有を強制する)ことを必要としないあり方。宣伝もしない、隠しもし…

読み違え選手権で採用されてた。採用されてうれしい。自分だけじゃなかったこともわかったうれしい。

普段の会話

Kが「わたしはおっぱいには自信があります」と宣言した。確かに、宣言通り非常にきれいなおっぱい。形といい、柔らかさ、手触り、すべてにおいて素晴らしい。しかし、うかつに触ると暴力を振るわれるという罠がある。とりあえず、Kの宣言に同意を表明。「確…

Pre手袋、Post手袋

人に文句を言うときに、聞こえるようにひそひそと話す人はいったい何を考えているのだろう。文句を言っても無駄だと思うなら、言わなければいい。きちんと注意をしたいのならば注意をすればいい。ひそひそ話すことで本人の自覚を促して云々、なんてつまらな…

ネコの価値

「猫が良いかどうかを決めるにはどうするか」「良いという判断はそもそも価値判断であって、その価値は個人個人により判断基準が統一されていないから、良い猫を決める方法など存在しない」誰かが話している声がする。「ところがあるんだ」「バカなことをい…