少年漫画なんかで、やたら威張っていていけ好かないやつが出てきたら、はじめは登場人物からも読者からも嫌がられる。そして結末は、
(1) ツンデレだけど頼れるいいやつだった
(2) すごいやな奴で最後は自滅
という類型化ができると思う。
自分の人生にやな奴が登場して来て、その結末が(1)なんだろうな、と気が付く瞬間の敗北感は半端ない。不思議なことにその結末を変えることって、結末に気が付いた段階ではどういうわけか難しい。
これは、ナラティブとか認知の問題でもあるわけだが。神様が当たり前だった時代には、神様が運命をコントロールしてるって思っちゃったりしてたんだろうな。