小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

樹氷を見に

昨年12月に樹氷の育ち始めを見た。やっぱり育った樹氷が見たくて、ちょっとゆっくりと日程を組んで行ってきました。ホテルの部屋も少しいい部屋を取りました。

そして、できれば樹氷は雪上車で見に行きたいのですが、チケットがちょっと取りにくい…。そうしたらKがしっかりとチケットを取ってくれました。ありがとう。

雪上車で夜にライトアップされた樹氷を見に行くのもいいけれど、日中も見たいよね、と、蔵王に午後早めに出ました。しかし、ロープウェイの山頂線は強風のため運行なし。結局、滞在中は山頂線は運休になっていました。そこで、別のロープウェイに乗ったり、日帰り温泉に行ったりして楽しみました。特に日帰り温泉は雪見露天のにごり湯で、我々的には非常に贅沢な気分。

そして、いよいよ、雪上車に乗って樹氷を見に出発しました。案内の方の話では、1月に雨が降って雪が落ちてしまったそうです。それでも、思っていたよりもずっとずっと大きい。

山形のおいしいものもたくさん食べました。芋煮もおいしかったけど、「もってのほか」がおいしかった。井上ひさしの「吉里吉里人」で言及されていて食べてみたかった。こんなところで出会えるとは。

帰るときは、ホテルのチェックアウトの時間に合わせて新幹線へ。そうすると、ホームがなにやらごった返しています。そこには、蔵王の山頂で顔はめをしたじゅっき―(右)がいるではないですか。ゆるキャラが来ているということは、何か特別なことがあるに違いない。

とりあえず、ホームに並んでいる人に加わってわたしも写真を撮ってみた。

山形新幹線E3系が6年半ぶりにシルバーカラーで登場したのだとか。

花笠音頭の演舞があったり、すごくにぎやかに送り出していただけました。沿線でも道沿いに手を振ってもらったり、米沢駅では上杉太鼓でお迎えされたりしました。なんだかスペシャルな旅の終わりとなりました。

車窓から、雪の中、木に座って新幹線を眺める母子日本猿も見つけました。