小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

犯人探しはやめましょう。

今日は天気もよく空気も乾いているので洋服や布団やタペストリーの虫干しをすることにしました。

お茶の時間(日本時間は夜中)にKとスカイプで話していて、これから虫干しをした洋服を取り入れて粗熱を取ったらしまわなければ、という話をしていました。そうしたらKが急に言いました。

「え? あらねつ? そねつじゃないの?」

うわー、恥ずかしい。もしかしてわたしはいままでずっと間違ってたのかな?と思って、「あらねつ」「そねつ」の両方を入力して変換するかどうか確かめてみました。

そうすると、「あらねつ」で変換します。

「あらねつ、みたいだよ。そねつ、では変換しないから」
「うーん。母親がそねつっていっていたように思うんだよねー。今度母親に聞いてみよう」
「それで、お母さんがそねつっていってなかったらどうするの?」
「そうしたら、間違っていたのは家庭科の教師かなあ…」
「…いや、犯人探しをしないで自分の間違いを認めなさい」

そうやってふたりで笑っておしまいになりました。

気になったので広辞苑(第五版)で引いてみたのですが、「あらねつ」という言葉は載っていません。「そねつ」も載っていません。

もしや、「粗熱」とはあらねつでもそねつでもなく、まったく違った読み方をする単語なのでしょうか?

奥が深い…。