小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

生すじこ、またしても。

近くのスーパーに便所掃除の洗剤を買いに行ったら、生すじこが半額になっていました…。この時期のすじこは熟しすぎていて、下手をするとピンポンイクラといわれる卵膜が硬くてかむのに苦労するイクラになるかもしれないのを知っていましたが。半額の文字、そしてわたしのとなりで生すじこ半額と鮭の粗半額を見比べているおばあちゃんへの対抗心が燃えてしまって、買ってきました。

今回はひとつかみの塩を入れた冷水でほぐしてみました。かなり簡単でしたわよ、奥様。お湯を使う必要なんてありませんことよ。

そして、ほぐし終わったすじこから取れた卵が入っている袋を見て、息子が生まれたときに助産婦さんが見せてくれた胎盤に似ているなあ、そりゃこれが鮭にとっての胎盤だもん当たり前か、と考えていました。

もちろん、おかめにもイクラをあげました。初めての日本の夏が堪えたのか、おかめはやせてしまって食がものすごく細くなりました。バイタルサインはしっかりしているので、病気などではないようです。単に年をとりつつあるということなんでしょう。だからたまにはこういう栄養価の高いおいしいものを食べさせたい…すると美味しいものがもらえることを覚えてますます普段の餌を食べない、というネガティブフィードバックになるんだけど。猫ってほんとに。