小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

夢の色彩

心理学の教科書に載っているような夢を見ることも多いのですが、ときどきものすごく色彩のきれいな夢を見ます。

昨日の日記に記録してみた青いパンサーの夢も色彩のきれいな夢でした。どこまでも続く海の上の橋は、海の青い色と空の色と明るい太陽の光と橋の白い色がうっとりとするほどきれいでした。全体的にとても明るく透き通った光で照らされていた夢でした。

Kにパンサーにおそわれて怖くなかったの?と聞かれたのですが、怖くはなかったです。刺繍の目は一針ずつ丁寧に縫われているのがよく見えて、このパンサーを作った人は愛情をこめて作ったんだなあと夢の中で考えていました。

たいていこういう色彩のきれいな夢を見ると一生懸命に覚えておいて朝起きたら一番にKに話して聞いてもらいます。記憶は正確ではないでしょうし、特に日記に書く段階ではそこここにフィクションが入り込んでいて正確な再現というわけではありません。

それでも、その色彩の美しさだけは言葉に言い換えることができない分、思い出すだけでうっとりとしびれるような喜びをいつまでもわたしに与えてくれます。不思議なものです。

夢は基本的には白黒のイメージだと聞いたことがあります。Kも自分が見る夢は白黒で仕事に追われていたりしてつまらない、とぼやいていました。でも、わたしが某所の部屋にいる夢を見たときはやっぱり灰色だったけど穏やかな感じの夢だったと思い出したようにKがいっていました。