ティッシュの派閥
Kはティッシュのかわりにトイレットペーパーを使っている。ティッシュに比べて安いし、必要なだけとればいいので無駄にならない、とKは主張して自分の経済観念の発達具合を自慢した。確かに、ちょっとだけ鼻を拭きたいときにティッシュを一枚使うのはもったいない。かといって、鼻を拭いたティッシュを「まだ使えるから」ととっておくのも…。
でも、トイレットペーパーをそのままテーブルの上においておくのはどうかと思う。埃がついちゃうし見た目も美しくない。トイレットペーパーでございっていう主張がどうしても違和感を与えてくる。
なのでトイレットペーパーを入れる箱を探した。が、これがちょうどいい大きさの箱がない。小さすぎたり大きすぎたり。結局ちょっと大き目の箱で妥協をして蓋に穴を開けて使っていた。箱の中に化粧水や痒み止めの軟膏そのほかも一緒に入れておけて便利といえば便利だったんだけど。しかし、大きい。いい大きさのはないかなあ、と思っていたら見つけました。
化粧台用の小さめのティッシュボックスのためのカバーらしい。ちょうどトイレットペーパーが入る大きさなので買ってきた。鏡でできていてサンドブラストで唐草模様が入っているのも感じがいい。実は唐草模様がかなり好きなのでわたしのツボにストライクした感じ。
うれしかったので、Kに向かって自慢をタラタラしていた。だいたい日本にはレースのフリフリティッシュで浪漫チックみたいなひどいのしかないだろうとか、言いたい放題いっていた。そうしたらKがそんなことはない、というので急に不安になってちょっと検索をして見た。
そうしたら、こんなもの*1がヒットした。形もアイディアもいいんだけど、なによりもK以外にもトイレットペーパーをティッシュ代わりに使っている人がいてその数がこういうものが商品化できるくらいいるということに驚いた*2。トイレットペーパー派なんて派閥までできるくらいの人数がいるのか…!
改めて自分の井の中の蛙ぐあいを知って、ケロケロ…。