小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

山形のだし

夢の中で、何かを一生懸命に刻んでいた。でも、包丁がリズムよく動かなくて指を切りそうになってしまう。「あぶない、あぶない」と誰かが後ろから言ってくる。できるはずと刻み続けるけれど、まったくうまくいかない。包丁を研がないと。包丁が切れないからうまく刻めない。 

目が覚めて、山形のだしを作ろうと思った。 

包丁を研いで、ショウガを刻む。研ぎたての刃がしゃくりとショウガの繊維を断っていく感触が気持ちいい。紫蘇を刻む。濃い緑の香りがする。みょうがを刻む。みょうがの断面が好き。こういうパターンの布で作ったシャツが欲しい。それならリバティーのペーズリーでいいじゃない。きゅうりをスライスする。研ぎたての包丁で切ると断面が滑らかになるから包丁にスライスが貼りついてしまって、リズムよく切っていけない。スライサーを使ったほうがいいのかな。でも、刻む。全部みじん切り。 

山盛りのみじん切りの野菜とがごめ昆布を混ぜて混ぜて。 

お昼は麦飯炊いて、山形のだしをたっぷりかけて食べよう。