小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

みんなで幸せになりました。

某日、今日は事務的なことを一気に済ませる日、と決めてKと一日銀行や保険屋や役所を廻っていました。

某金融機関でKが貯金を下ろそうとしているので椅子に座ってまっていました。そうしたらKがわたしをちょいちょいと手招きしていました。なんだなんだ、俺俺詐欺か?と思いつつ、話を聞くと。

「免許証などの身元確認ができるものを持ってくるのを忘れた。なので、お金を引き出せないんだけど、通帳に入っている○○円を定期預金にすればそれを本人確認の代わりとしてお金を引き出してもいいといわれた。定期を一個作っていいか?」

なんというか微妙に童話の世界的な匂いのする取引だなあ、と感じつつも、貯金がすきなわたしとしては定期預金を作ることには大賛成なので、いいんじゃないか、と返事。

そうしたら、新しい口座を作った景品として温泉卵メーカーをもらってしまいました。温泉卵は好きだけど、温玉メーカーを買うような投資はちょっとねえって思っていたところなので、めちゃくちゃにうれしかったです。さっそくほぼ毎日使っています。

窓口のお姉さんはこの不況で預金獲得のノルマが達成しにくいときにうまいこと顧客を捕まえられてラッキー、Kは家まで免許証とかを取りに戻らなくてもお金を引き出せてラッキー、わたしは温玉メーカーが棚ボタでラッキー。

かかわったみんながニッコニコになった出来事でした。