小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

餅つきました。

つきたてのお餅って美味しいです。餅つき機でついたお餅じゃなくて臼と杵でついたお餅は本当に美味しいです。

「臼と杵でついた餅が食べたい」

あるときそういう衝動がわたしの脳髄を直撃しました。こういうときにKは何も言わずに状況を受け入れてくれます。そしてわたしがネットで

「御家庭でも楽しくもちつき。ミニ臼でつきたて餅でお祝いを!」

なんて商品を探して来たら一緒になって盛り上がって買ってしまいました。



届いた臼と杵はなかなかきれいで見ているだけでもうれしくなってきます。「ここは臼と杵のある家です」とかいってふたりでうひゃひゃ…となっていました。そしてクリスマスを控えた今週末、クリスマス餅つき大会を開催しました。

蒸篭がないのでKが実家に電話をかけて蒸篭を貸してもらえないかと聞きました。で、Kは母親に聞かれるまま、臼と杵を買ったので餅つきをするんだ、と答えていたら爆笑されたようです。…で、Kの実家にも蒸篭はないので買ってきました。



臼は五合用です。昨夜から水にかしていたもち米を蒸します。蒸したもち米を食べてみて硬さをみます。この段階ですごく美味しいです。


餅つきの半分はつく作業ではなくてこねる作業なのだそうです。なのでしっかりと杵でもち米をこねます。この作業がなかなか力もいるしきつかった。しかも、もち米が暖かいうちにすべての作業を済まさないといけないので10分以下くらいで餅をつきあげないといけないそうなんです。そういうわけで休むわけにも行かず、ひとりが餅をこね、ひとりは餅を返し、熱湯にあちち、もち米にあちち…となりながら作業を続けました。


出来上がった餅。けっこう硬めにつきあがりました。この段階でちょっと食べてみると美味しい。機械でこねたお餅なんか問題にならないです。醤油をつけて食べ、大根おろしをかけて食べ…。噛むと気持ちのいい弾力性があってぷちっと噛み切れてもち米独特の香りがして。今まで食べていたお餅っていったいなんだったの、って感じです。


しかし、形は悪いです。やたらとナマコっぽい形のものが多くできてしまいました。丸くしたかったんだけどな〜…。