小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

いにしえのむかしより、おならは人気者

BBC「世界で一番古い冗談はおなら」という記事が出ていました。

なんでも、学者先生たちが集まって冗談のリストを作り上げた結果、一番古かったものは紀元前1900年ごろのシュメールのことわざだったらしいです。

いにしえの昔よりないものは
夫の膝の上でおならをしない若い女

Something which has never occured
since time immemorial;
a young woman did not fart
in her husband's lap.

あー、共感の嵐だわ。出物腫れ物ところかまわずってな。うん。どんなにきれいなねーちゃんで着飾っていてバッチリメイクだろうとも、おならするんだよ。

シュメールの文化について知りたくなっちゃうニュースでした。


この記事の中でウォルバーハンプトン大学のポール・マクドナルド博士は、すべてのジョークが共有しているものはタブーへの挑戦と反骨精神だ、と言っています。確かに、ユーモアっていうのは権力に対抗する最高の手段でしょう。それが証拠に、歴史の中で「お笑い」を保護した権力者っていないですよね。クラシック音楽とか能楽とか、そういう「シリアス」な文化を保護した人は多いですが。

笑いは「高級なるもの」の価値を一気にひっくり返してしまう魔法の道具です(例:美人がバナナの皮を踏んでパンツ丸見えでひっくり返る)。その道具をうまく使える人間でありたいです。一部のTV番組に見られるような「弱者」を笑いものにするようなお笑いは本当の意味でのユーモアではないのだと思います。

とりあえず、自分のことを笑いの対象にできる程度に自分に自信を持ちたいです(って、自意識過剰かもしれないけど)。そして、うんこもおならもすれば鼻くそもほじる自分をけっこう好きだと思ったり(笑)。