猫に負けたわけじゃない。
おかめは最近ものすごい量を食べるようになりました。今までの1.5倍。でも、特に外によく出るようになったわけでもないし、夜はキャットフラップを閉めているので家の中で寝ているし。運動量が増えたわけではないんです。なんでそんなに食べるのかよくわかりません。そういうお年頃なのかな?
「そういうお年頃です」
おかめは先週は食べすぎでちょっと便秘気味になっていたようなので、一日に一個Shredded Wheat*1を食べさせました。これを食べれば快便快調です。
しかし、おなかはぽってりと大きなままです。ごしごしこするといままでよりもこすり甲斐のあるおなかになっています。そのおなかを皆様にお見せしたい!と思ってカメラを構えました。
「おなかの写真が撮れるもんならとってみれば。ぽってりなんてしてないけどね」
挑戦的なおかめ。こういう態度を取られたら挑戦しないわけには行きません。
まず、膝の上に抱きかかえて写真を撮ります。ファインダーをのぞきこめる距離ではないので、片手でカメラを適当に構えてシャッターを切っていきます。
ピントは合っているっぽいが、おなかではない。
ハズレ。
またハズレ。
大ハズレ。
計画を変更。
「遊んで床に倒れたところを撮ろうと計画したって無駄です」
「ほら、ほっそりしてるでしょ」
無理やり立たせて写真を撮るも、ハズレ。
なんとか撮れた一枚。これは、やっぱり失敗ですよね…。
猫を片手で押さえてシャッターを切ろうとすると、わたしのレンズはマクロ機能がついていないので焦点距離が短すぎちゃうんです。なので、片手でカメラを掲げてこの辺かなっていうところにレンズを向けてシャッターを切るしかないんです。
まあ、もっと絞って被写界深度を深くしてフラッシュでも使えばいいのかもしれないし、AFモードを変えればいいとかあるんですが…。でも、そんな簡単モードにしてコンパクトカメラで撮るような写真は撮りたくない。
そうだ。マクロレンズがないのが悪いんだ。新しいレンズさえあればすべてが解決するはず。ええ、なにもかも交換レンズが買えない貧乏が悪い。…と自分の腕を棚に上げて道具のせいにしてみたり。
「へぼい写真を撮るのに付き合うのは疲れました。さようなら」
*1:http://www.cerealpartners.co.uk/brands/shredded-wheat-whole.aspx
日本では売っていないのでしょうか。全粒麦から作られていて塩もなんにも足してない朝ごはん用のシリアルです。わたしもこれが好きで、ビスケット代わりにぽりぽりとよく食べます。おかめもこれが好きらしくて、ときどき食べさせます。