小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

停電だっ

月曜日の夜に来るといっていた嵐は火曜日の夜中にやってきたようでした。明けて水曜日の朝、8時半くらいに布団の中でうにうにと惰眠をむさぼっていましたら

ぴゆお・・・

と、情けない音を出して家中の電気が落ちました。停電です。おお、ついに嵐で停電が来たか…と、なんとなくたくましい気持ちになって、すごい勢いで起きました。

こんなこともあろうかと準備してあったカセットガスコンロでまずは紅茶を沸かします。冷蔵庫を開けると中は真っ暗。あ、そうか、停電だもんね。何度も開け閉めしないほうがいいよね。というわけで、ミルクを出して出しっぱなしにすることに決定。紅茶を飲みながら薪ストーブに火を入れます。ビバ、薪ストーブ。停電なんて怖くないやい。

薪ストーブに火を入れてから、薪小屋に薪を取りに行きます。薪割り機は電動なので動きません。うむ、これからは薪は積極的にたくさん割っておかねばならんな。いざとなれば斧があるが。薪小屋の中は暗いのですが、手回し充電式の懐中電灯があるのでばっちりです。夜になったらろうそくだって準備してあります。

薪ストーブの前で揺り椅子に座ってのんびりと紅茶の続きを飲みます。うーん、ラジオが聞きたい…。手回し充電式のラジオをやっぱり買っておくべきだったな。うむ。車にいってラジオを聞いてもいいんだけど、バッテリーが上がったら困るしなー。

お隣に電話をしようかと思ったのですが、最近の電話って電気がないと動かないんですよね。わたしはそれが嫌なので旧式の電気がなくてもOKのものを使っています。なので、10時になったら隣にいってなにか村としての対策があるのか聞いてみようと考えていました。

なんというか、いつものわたしからは想像もつかないくらい、朝一番でてきぱき働いています。停電なんて怖くないやい、うらうら、かかってこいや。うはははは。

…と、自分の勝利を確信していたら、9時半にあっさりと電気が再開通したのでした。