初・初島
初島に行くことになった。Kが初島から熱海の花火が見たいと前から言っていて、それが実現しました。
歩いていると大きな船が見えてきました。
にっぽん丸。名古屋から熱海の花火を見るクルーズの途中らしい。
わたしたちが乗るのはこちらのイルドバカンス3世号。小笠原のほうに台風が来ているため、午前中の船は条件付きでの出航となっていました。港に入れなかったら引き返す、と。わたしたちが乗る午後には条件付きは外されていました。でも、島に渡るということは、陸続きの移動にはないリスクがあるんだなあ、と改めて感じました。
部屋に入ると眼下が海。波の音しか聞こえない。伊豆大島、利島、新島、目を凝らすと神津島も見えていました。
庭園を散歩すると富士山も。
左に小室山、右に大室山が見えていた。大室山はイワナガヒメで、富士山のコノハナサクヤヒメの姉。小室山はどうも親族関係にはない様子。
午後3時にいったん出航していたにっぽん丸が花火に合わせて戻ってきました。大型客船って実は見ごたえがあります。
不夜城熱海。
行きの船で客室前方に特別船室があることに気が付きました。二人で帰りはあそこに乗ろうと決めました。ホテルの人に聞いてみると、乗るときに係の人にその旨伝えてお金を渡すとよいとか。
乗り込むどさくさに、係の人に「特別船室に乗りたい」といってお札を手渡しました。その様子はいけない取引をする人にしか見えなかったとKに言われてしまったり。
特別船室には我々2人だけだったので、楽しくイチャイチャしながらかえって来ました。
久しぶりに活動的な週末を過ごしました。