小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

贅沢だな〜

仕事に関連して、ちょっと理論的な話をKとしていた。あそこがどうなってるとどういう症状が出て、あのあたりの機能的評価がこうだったからこういう対応が考えられて、とかなんとかかんとか。

いろんな情報を統合して、いろんな観点から分析して、評価して、対応を考えて。現場で実際にいろいろ動くことができて。理論的なことについてはいろいろな人と議論をする機会もたくさんもらっていて。別の職種の人とも連携しつつ、あれこれすることができて。

Kから、すごい楽しそうだね、と言われた。ああ、そうだな、大変だけど、この仕事もとても楽しんでいるなと思った。

好きなことばかりを仕事にしてきて、多分一番好きなことを最後の仕事(だと思う)にすることができて、なんて贅沢な人生を送っているんだろうと思った。

まあ、つらいこともあったことはあったんだけど、そういう記憶ってどんどん霧がかかったようにあいまいになっていく。楽しかったことはどんどん色彩が鮮やかに開放したレンズで撮った被写界深度が浅い写真みたいになっていく。だから、いま、考えると、ほんとに好きなことばっかりして楽しく生きてきたなって思う。

そして、これからも好きなことをして生きていこう。今自分がしたいこととできることをやっていこう。一生現場で、いち学徒として楽しく生きていこうって、がんもどきを煮ながら考えている日曜日。

昔、ハマショーも歌ってたしね。自由に生きてく方法なんて100通りだってあるさって。あれを繊細な思春期にカップヌードルとともに食ってきた大人って、こんな風に年取るのだ。そして、アンチョビを25缶買っちゃったりするのだ。