「〜すぎる」が嫌い
「〜すぎる〇〇」という表現が嫌いだ。
まず、ほとんどの場合が女性に使われている。「美しすぎる市会議員」「可愛すぎる自衛隊員」「美しすぎる作家」「可愛すぎるバス運転手」みたいな感じ。
初めは驚きを込めた誉め言葉のつもりだったのかもしれないけど、何回も使われているのを聞くことが増えると、こういう言葉のインフレーションを起こすような表現の使用はやめてほしいと思う。
そして、そういう職業には男性がなるもの、そうじゃなかったら男にもてない恨みを持ってる男嫌い(をフェミニストと間違えてレッテルはったりするわけだが)の女がなるものという思考が透けて見える。加えて、美しい人やかわいい人は「ブロンドはバカ」「ボインはあほ」的な意味のない価値観とかも。
いいじゃん、とっても美しい市会議員で。いいじゃん、今まで見た中で一番かわいい人かつ医者、とかで。
この言葉を聞くたびに、まだこんな価値観が残ってんだなーと、ちょっとイラつく今日この頃。
新しい仕事は楽しいけど、自分の至らなさを痛感する日々だし。「〜すぎる」が「バカすぎる」とか、「役に立たなすぎる」とかにならないように、研鑽研鑽。今日は給料日だったから、いやな気分はこうやって吐き捨てて、楽しく給与明細眺めようっと。