小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

怒鳴ってしまった。

ちょっとした愚痴。



今住んでいるとなりの部屋には女性がふたりで住んでいるようだ。ひとりは子供がいるようだ。その人たちは毎日(週末も)夜中の12時ごろに帰ってきて、うるさいうるさい…。寒い時期に窓を閉めていると壁越しにもそもそと話し声が聞こえる程度でそれは気にしないでいた。でも、夏になって窓を開けていると、歌うわ、大きな声でしゃべくりまくるわ、音楽をかけるわ…。

わたしは12時くらいには寝るんだけれど、1時過ぎくらいからお隣の話し声を夢うつつで聞きながら1時半くらいに目が覚めてしまう。それでも仕方がないのかな、と今までがまんをしてきた。

でも、睡眠につまずきがあるわたしは一旦夜中に目が覚めてしまうと次になかなか寝れない。寝ないと、寝ないと、とぐるぐる考えているうちにパニックを起こしてしまう。でもとなりで寝ているKを起こしてしまうと彼女の翌日の仕事に差しさわりがあるから静かにしていないと、と体を硬くしたまま何時間もパニックしているので朝にはくたくたになってしまっている。

余りうるさいので誰かが注意したのか、一旦は静かになっていた。が、ここ2週間ほどまた毎晩うるさい。先日の夜は

「あなたはぁちゅごくごもえごもはなせないから」
「てもかいわてきてるよ」

とはっきりと会話まで聞こえてくる。1時間近くがまんしていたんだけれど、静かになるどころかどんどん音量が上がってくる。

思わず

「うるさい!」

と怒鳴ってしまった。

すると、するすると音量は小さくなりやがて静かになった。が、怒鳴ってしまった自分は良くなかったのではないか、あのくらいはがまんすべきだったのではないか、まさか嫌がらせなどされたらどうしよう、わたしの行動は集合住宅で暮らすものとして許容されるものではないのではないか…と悶々とし始め、発言小町に投稿してフルボッコにされている妄想まで始まり、結局はパニックを起こして朝の4時まで寝れなかった。

あれから数日。お隣は夜は静かになったようだ。

Kは怒鳴ってもいいんじゃないの、って笑っているけれど、妙に小心者でいい子ちゃんでいたいわたしはいまだにうじうじとしている。

別の日、同じ階の別の住人から部屋に入れてくれ、鍵を忘れたのでベランダを通って部屋に入りたい…といわれた。ベランダを通ってって、ここは一階じゃないから落ちたらあぶないし、おまえらの部屋はひとつ置いてとなりで要するにとなりのベランダに不法侵入をする気満々なの?…というわけでもちろん断った。管理会社に電話をかけろ、と言って。そうしたら、家に入れろ、電話を使わせろ…ってあなたの手に持っているそれは携帯電話では? だいたい、知らない男性二人をKもいないひとりのときに部屋に入れるとかありえないし。

ちなみに、その部屋には留学生らしき学生が男子2名女子2名で住んでいます。鍵はオートロックなどという高級なものではないので、彼らが鍵を忘れて出かけた、ということは鍵もかけずに出かけた、ということ。帰ってきて鍵がかかっているというのは、そのあとで出かけた女子ふたり組が鍵をかけていったってことで、その女子二名に連絡取ればいいじゃん。

管理会社にも電話せず、ルームメイトにも電話せず、自分が携帯を持っているのに、いきなりうちに来て家に入れろベランダ伝いに部屋に行く電話を貸せっていわれても、断るしか、ないよねえ…。

Kはもちろん断るべきだというんだけれど、やっぱりうじうじしている。

で、この文章の趣旨は、「こんなわたしの行動は非常識でも不親切でもないと肯定して欲しい」という甘え。