小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

久しぶりの暑さに思ったこと

ずいぶんと放置をしていました。日本にいるあいだは暑くて、とてもじゃないですが机の前に座って記事を書いたりする気力がありませんでした。床の上はけっこう涼しいのですが、椅子の上だと高さの分だけ気温が高いのです。うむ、暖かい空気は高いところに行くのだね。

そういうわけで、机の前に座ることができませんでした。それに人のPCって使いにくいし。なんといってもPCって個人情報のてんこ盛りなので使うのも申し訳ないです。別にKのメールフォルダーを覗いたりするつもりはないんだけど、IEを開いたらYahooメールにKがログインしっぱなしだったりするとそれだけでなんか申し訳なくなってしまって(そういいながら、わたしも自分のものに関してはログインしっぱなしだったり。笑)。

大阪は暑かったですが、東京方面はそれほど暑くなかったです(いや、暑いんだけど)。日本の夏を思い出の中でどんどん地獄化していたみたい。というのも、ほとんどクーラーつけなかったし、夜もクーラー無しで気持ちよく寝れていました(まあ、まだ7月前半だったってこともあると思うけど)。

はじめはクーラーも扇風機も無しで過ごしていて、暑いときは換気扇を回していました(ワンルームのアパートなので)。それで外の涼しい風が入ってきてけっこう気持ちよく過ごせるんです。

それでもどうしようもないくらい暑くなったので、ついに7月14日にKに扇風機を買ってもらいました。ボックス型とかいうので冬でも部屋の空気を対流させるのに使えるとかいう代物。

扇風機をつけてハンカチをぬらして顔や首や腕を拭いていました。気化熱で涼しいんです。カンガルーが昼間の暑いときに上腕を唾液で湿らせることで体の温度を下げると聞いたので、まねをしてみました。これ、本当に涼しかったです。汗でべたべたすることもないし。昼間にひとりでいるときにクーラーは結局つけることがなかったです。

そして、寝るときは空気マットの上にタオルをひいていました。キャンプ用のものでダブルサイズで4000円くらいです。マットレスと違って熱がこもらないので暑くないんです。軽いから動かすのも簡単だし(なんせワンルームなので昼間は壁に立てかけてる)、寝心地も気持ちいいし。しまうのも場所とらないし、湿気も吸わないのでじめじめしないし。ベッドの人は難しいと思うけど、布団で寝てる人は夏には空気マットを使うのはお勧めです。ただ、気温が十分に暑くないと体が冷えちゃいますけど(体温でマットが温まるということがないので)。そういうときには空気マットの上に布団を敷いて使うと寝心地も良くて最高です。

そんな感じで、思っていた以上に涼しく過ごすことができました。びっくりです。

それ以上にびっくりしたことがあります。暑くなると人間の体って機能が停止するのか脳が暑さでオーバーヒートするのか眠くなっちゃうんですね! 夜にきっちり8時間寝ているのに、扇風機もなくクーラーもかけずカンガルー方式も採用していなかったときに、気温が30度を超えたら眠くて眠くてどうしようもなかったです。だからシエスタって必要なんですね。政治家もサマータイムとか言ってないで、シエスタを採用すればいいのにね。