小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

大阪にいってきました。


涼しげに蓮の花が咲いていました。しかし、涼しげなのは蓮の花だけで、大阪はめっちゃ暑かったです。

ホテルは万博公園の真向かいのホテルで部屋の窓から岡本太郎先生の太陽の塔が見えています。


湿気で太陽の塔が霞んでいます。

国立民族学博物館はホテルから徒歩で15分。そういうわけなので、炎天下をKと二人で歩いてみました。しかし、あまりの暑さに万博公園のゲートをくぐったあたりでわたしは早くも倒れそうになっています。太陽の塔を間近に見て記念写真を撮ったのですが、わけのわからないファイティングポーズをとっていて、壊れっぷりがよくわかります。

これではみんぱくまで歩いていけない、と思ったら、目の前に公園内を回っているパークトレイン「花ぽっぽ」が止まっています。係りの方に聞くと、みんぱくまで歩いてすぐですよとのことなのですが、花ぽっぽも今から出るっていうし、歩く気力もないので乗ることにしました。それにこういう乗り物って楽しいじゃないですか。通りすがりの女の子に手を振ったりしながらKもわたしも大満足。ただひとつの不満は、一番後ろに車掌さんが乗っていて乗客の安全をきっちりと見張っているので、キスしたりできなかったことですかねぇ。

そして、みんぱくに行ったのですが。

いきなりミュージアムショップにつかまる二人。帰りにもう一度寄ればいいといいながら展示を見て回りました。でも、途中でちょっとはぐれてしまって、どうしようかと思いました。みんぱくは広いです。それでもなんとか涙の再会を果たして、またしてもミュージアムショップへ。

高校生や大学生の時に来たときは、お金もない赤貧ボンビーだったのでみるだけだったのですが、いまや社会人(?)ですから、ほしいものは片っ端から…買えたらいいなあ。

太陽の塔の後ろの顔のプリントされたTシャツがほしかったので買って、息子へのお土産をちょっと買って。ほかの人が買っていたブルキナカリンバを買いました(見てうらやましくて仕方なくなったのです)。これは四角いものはよく見るのですが、黒くて丸いかわいいやつです。

それから、こんなものを見て二人で一目ぼれ。

ウルピの陶器。灰皿だそうです。タバコはすわないので灰皿は必要ないのですが、これ、めっちゃくちゃかわいいんです。鳥が。


キスをするときに、時々いたずらで口をぽかっとあけてやると、相手のチュー口がすぽんとこちらの口の中に入っちゃうんです。俗称「お魚キス」です。Kはぱくっとされている鳥の気持ちがわかるとミュージアムショップで青年の主張をしておりました。

なんだかんだと忙しく、粉ものも堪能できないままの大阪でした。帰りの新幹線は事故のためダイヤも乱れていて、たこ焼きもお弁当も買えないまま、ホームに来た新幹線に飛び乗って東京に帰ってきました。

写真は携帯電話のカメラなので画像が悪いです。