修学旅行の夜。
わたしの高校は修学旅行はなかった。高校の名前を聞いて、
「え、あそこなら、修学旅行はハワイとか行くんじゃないの?」
などというゴージャスな妄想をしていた人もいたんだけど。修学旅行はなかった。
「お前達を連れて行ったらなにをするか、先生はよく知ってるんだ」
といわれて、自分達は教師に理解されていると思いました。そういうわけで、幸せな高校生活だったと今でも思っています。
息子が水曜日から修学旅行なのでそのパンフレットを見ていたら、以下のことをしたら停学処分にすると書いてありました。
- 飲酒
- 喫煙
- 異性の宿泊部屋に行くこと
あー、同性愛者はラッキーだなー、などと不謹慎なことをついつい考えてしまうわたしでした*1。
Kに言わせれば、同性愛者だろうが異性愛者だろうが恋人がいたらほかの人もいる部屋になんかいかないで廊下かどっかで待ち合わせをして人気のないところにいって密会(笑)をするんだから禁止したって意味無いのに、ということです。うん、確かにそうだね。甘くてすっぱい修学旅行の夜だ。いいな〜、若いって。
たぶん、異性の部屋への出入りの禁止は性犯罪的なことが起きることを防ぐのが目的なんだと思います。そうすると、同性間では性犯罪が成り立たないのか、とかまあいろいろといちゃもんをつけたりするのは非生産的なので、とりあえずはそれでいいんじゃないかな、なんて思っています。