小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

殺菌処理をしていない牛乳

友人から牛乳をもらいました。彼女の農場で取れた牛乳で、出荷用とは別に家族用にとってあるものです。家族用のものなので殺菌消毒も乳脂肪分離処理もしていません。

本当は冬にサイレージや干草を食べているときの牛乳のほうが濃くておいしいらしいです。今の時期は牧草を食べているのでちょっと薄いのよね、と友人は言っていました。

それでもおいしい。甘くてコクがあって、牛乳ってこんなにおいしいの?って感じです。

日本に帰ると紙パックの高温殺菌の牛乳がおいしくなくてKにぷーすか文句をいって困らせます。紅茶がおいしくないんだもん…高温殺菌だと。低温殺菌の牛乳は高くて買えないんですけどね。こちらは低温殺菌が主流で、高温殺菌のものは紙パックのまま常温保存ができるのでまずいけど便利な備蓄用という取り扱いです。

…といいつつも、ついつい

「殺菌処理をしていないってことはもしかしたら細菌が入っていたり、腐りかけているかもしれないんだよな…」
「本当に飲んでも大丈夫なのだろうか…」

などと、「清潔神話」に踊らされていて、本当は飲むのもおっかなびっくりだったわたしです。