鉈を取れ。森に行け。
↑健康グッズ?
あこがれの鉈を手に入れたもので、今日は森のお手入れです。本格的に暖かくなってきて草が茂ってきたり木の葉がでてきたりすると入れなくなる場所が出てくるので、今のうちに枝をはらったり、石楠花を地面まで刈り込んだりしないといけません。
果たしてわたしに鉈が使えるのか。
なれないうちは恐る恐る鉈を振るっていたのですが、あっという間に慣れて、鮮やかなスウィングでさくりさくりと石楠花退治です。
難しかったのは、ほとんどの石楠花がかなりの急斜面に生えていたので、バランスのいい姿勢で鉈をふるえなかったこと。泉の上に乗り出すようにして生えている石楠花に向かって、片手で樫の若木につかまって体を支えながら鉈をふるうのはうまく力が入らなくてなかなか大変でした。でも、子供のころ、崖(だと思っていた単なる斜面)から体を乗り出してアケビを取ったりしていたことを思い出しました。
そうそう。この、鉈をふるうわくわく感は子供のころの探検ごっこと同じなのかも。あのころのわたしにこの鉈をみせたらきっとうらやましがるだろう。
そう思うと、大人になるってちっとも悪いことじゃない。