小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

新春の悲劇

余り同性愛者っぽい日記(ってなんだ??)がないので、たまにはそういうものも書いてみようかと思います。

女性の同性愛のカップルの一般イメージというのは「百合」の「おねいさま」と「いもおと」と、宝塚的な男っぽい女性(いわゆるタチ)と女性的女性(いわゆるネコ)の組み合わせがあると思います。どのイメージにおいてもそれぞれ過剰な「女子性の演出」(おねいさま、いもおと、ネコ)と「男子性の演出」(タチ)があるなー、と思っています。まあ、過剰性というのは文化が爛熟し世紀末的状況になればでてくるもので、別に同性愛者のイメージに限ったこっちゃないんですが。

そんなことを考えながら、「世界は二人のために」を鼻唄にKに野菜弁当を作っていたら、佐良直美がきらきらの女性歌手に囲まれながら歌っている姿が脳内再生されました。あれって70年代的にはかっこいい男役だったんですよね、きっと。

それ以来、女性の同性愛者のブログなどで「わたしの彼女はボーイッシュで素敵」などという記述を読むたびに、


佐良直美

中山可穂の「天使の骨」でミチルがタンゴを踊るシーンを読んでも


佐良直美

あーKってかっこええな〜と思うたびに


佐良直美

もう恋なんてできない2010年。涙。





よく見るとジュディー・オングや山口百恵がバックにいたり、紅白の司会は水前寺清子だったり。