小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

それは緊急事態だね。

こんなニュースが。

なんでもスペースステーションでトイレが壊れたそうです。それはやばいでしょう。ものすごくよくわかります*1。トイレが使えないと、やばい。しかも、宇宙空間でしょう。隣の空き地の木陰でちょちょいとってわけにはいきませんよね。月面野糞とかちょっと嫌だし。

記事には書いてないのですが、動画でインタビューを聞くと、一人がトイレに行くために宇宙飛行士二人が手動でトイレポンプを作動させ10分もかかるとか。なんか、微妙に萌えシチュエーション? うんこはOKなんだけど、おしっこがうまく処理できないらしい。そしてトイレはロシア製。

なので、ロシアから愛をこめてトイレパーツを取り寄せるそうなんですが、これがまた、郵便事情が悪いんだかなんだか知りませんが、飛行機で職員が手荷物としてアメリカに持ち込むそうです。そして、今週末打ち上げ予定のスペースシャトルの荷物の一部を降ろしてトイレを積み込む予定だそうです。NASAのスポークスパーソンはインタビューに答えて、

「いや〜、打ち上げ予定があるときに壊れてくれてよかったよ。ちょっともってくってわけにはいかないからね〜」

と笑っておりました。スペースステーションにまで手荷物でお願いしますってわけにはいかんのでしょうね。



ぜんぜん知らなかったんですが、この便所スペアパーツを持っていくという最重要ミッションをするスペースシャトルには日本のスペースラボの「きぼう」も積み込まれるんですね。

英語でニュースを聞いていると

「Japanese built Kibo laboratory」
「キボ・ラボラトリー」

って繰り返すんです。いままで打ち上げるものの中で一番でっかい荷物だ、とか言っているので、「キボ」って「規模」のことかいな?と一瞬バカなことを考えてしまいました。

きぼう、なんですね。

うーん。しかし、日本語の単語が英語に入ると長音が省かれてしまうので、キボウはキボになるんですよ…。その辺まで考慮して選べばよかったのに。日本語だといい名前なんだけど…。しかも、宇宙開発局が個人情報保護とか言って応募書類をすべて破棄しちゃったんでだれが名づけの親かもわかんないんそうです。お役所仕事ってねえ…。

*1:この記事でも参照してください・・・。