他人事なんだけど、失礼いたしますよ。
Kと知り合ったとき、KがCDをかけながら、
「スピッツって歌詞が好きなんだけど恋愛に偏っててちょっとあれだなって思っていてさ。でもね、最近はそういう歌詞の内容に共感できるんだよ」*1
と言ったことがある。わたしはスピッツという名前はどこかで聞いていたけれど、曲を聴いたことがなかったので、ほぉこれがうわさのスピッツかい、と思っていた。そのとき二人で聞き倒したCDはコピーさせてもらって今でも車の中でよく聞いている。
ある日、急にスピッツの人たちがどんな顔をしてるんだろう?と疑問に思ったので、YouTubeで検索したりHPを探したりしていた。
で、気がついたんですけどね、スピッツのメンバーってみんな40歳になるんだねぇ。40歳にもなって、ラブソングをさわやかに歌うっていうのはけっこうきついだろうなあ、と勝手に同情をする失礼なわたし。
だってさー。毎月の電気代の支払いとか、そろそろ家を買おうかなあとか、最近体重が増えてきてちょっとビール腹かなあ、なんて細かいことから、年齢とともにでてくる家族やパートナーへの責任とか、結婚していれば義理の親との関係とか親戚関係とか、会社の人事とか出世とか…さわやかに恋してる場合じゃなくなっちゃうんじゃないかな、なんて*2。
…と、ここまで考えて、同性カップルはどうなのかな?と思ったんです。ヘテロカップルの経験するような大変さはそれなりにありそうだけど。嫁姑問題は実は避けられるんじゃないかなー…と、ふと思ったりしたのでした。
そういうくだらないことをとりとめもなく考えていたわけです。